妻が子宮頸管が短くなったと診断されたとき、夫にできること

暮らしメモ

はじめに

妻が妊娠中に「子宮頸管が短くなっている」と診断されたとき、正直、何をどうサポートしていいのか戸惑う方も多いと思います。この記事では、医学に詳しくない夫にもわかりやすく、何が起きているのか、そして妻のために何ができるのかをまとめまてみました。

今回、この記事を作成したのは、私の妻も4度の妊娠のうち、2度子宮頸管が短くなり、入院が必要と診断されたことがあり、同じような状況になった世の男性方のサポートができればと思いこの記事を記載しています。


子宮頸管が短くなるってどういうこと?

子宮頸管とは、赤ちゃんを育てている子宮と外をつなぐ細い通路のことです。

この頸管が短くなってしまうと、赤ちゃんを支える力が弱くなり、早産のリスクが高まります。とくに妊娠後期になると、お腹の張りや体への負担も大きくなり、1ヶ月以上の入院が必要になることもあります。

入院するのは、安静にし、赤ちゃんの上下動を抑え、お腹の張りを抑える薬を投与しないと赤ちゃんが出てきてしまう可能性があるためです。

約1ヶ月の入院となると、夫の仕事はどうすればいいのか、費用はどうなるのか、気になる点があるかと思いますので、その不安が少しでもなくなればと思い記事を書いていきます。


出産前でも「育児休業」は取得できる

育児休業といえば「出産後」に取るものというイメージがありますが、実は出産前でも育児休業を取ることが可能です。

✔ 育児休業の基本ルール

  • 原則:子の出生後〜1歳までの間に取得可能
  • 両親ともに取得すれば「パパ・ママ育休プラス」で延長も可
  • 「産前産後休業(妻)」とは別枠で、夫が妊娠中に休業することも可能

家庭状況や医師の診断に応じて、柔軟に相談しましょう。


妊娠中の家事を助ける「夫の最強サポート」=全自動家電

妊娠中の妻をサポートするうえで、もっとも即効性があるのが**「家事の自動化」**です。

特に以下の3つの家電は、間違いなく導入する価値があります:

🔸 食洗機

  • 手荒れや立ち仕事を減らせる
  • 夜の皿洗いが5分で終了

🔸 全自動ドラム洗濯機(乾燥付き)

  • 洗濯→干す→取り込む、という工程をまるごとカット
  • 雨の日でも安心して洗濯ができる

🔸 掃除ロボット(ルンバなど)

  • ホコリ対策は赤ちゃんにも大事
  • 1日1回ボタンを押すだけで床がキレイ

これらは「便利グッズ」ではなく、夫の“家事参加力”を高める必須アイテムです。


万が一、入院になったときの費用対策

お腹の張りや子宮頸管の状態によっては、1ヶ月以上の管理入院が必要になることもあります。

その場合の入院費が心配…という方も多いですが、 安心してください。

✔ 高額療養費制度の活用を!

  • 1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合、それ以上は返金される制度です
  • 大部屋(個室を選ばない)なら、実質的な負担額はかなり軽くなる
  • 事前に「限度額適用認定証」を申請すれば、支払い時にそのまま減額されます

妊娠は、想像以上に体に負担がかかること

妊娠は、ホルモンの変化、体重の変化、そして精神的にも大きな負担をともなうものです。

特に「安静が必要」「入院が必要」となると、不安や孤独感が強くなりがちです。

だからこそ、夫のサポートが不可欠。

  • 家事を任せる安心感
  • 体調への理解
  • 情報共有や医師との連携

これらが揃えば、妻の不安も大きく和らぎます。


まとめ:夫にしかできないサポートがある

妊娠中は「待つだけの夫」ではなく、「支える夫」として行動することが大切です。

特別なことをする必要はありません。

  • 家事を自動化し、夫の精神的余裕を作り、妻を全力で
  • 一緒に医師の話を聞く
  • 収入面・制度面を調べて備える

そんな一つ一つの行動が、妻にとって何よりの支えになります。

大切な命を守るために、まずはあなたが動くことから始めましょう。

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